団塊世代の農村移住を農水省が制度支援するそうな。そして東京都が農業研修モニターを募集ですと。

ここんところ、都会の市民農園が人気大沸騰中とか、「月10万円で田舎で暮らそう」とかいうテレビ番組に出会ったり(いや田舎とは言わなくても、必然的に田舎になってるし)、退職した人が都会から農村に引っ越すのがブームになったり、はたまた若い世代が農業に興味を持って派遣で農業法人に入ったり、キタトマさんところのように都会から就農したり、と見渡せば農業がトレンドになってるような気がしてます。
そしたら、ついに農水省が「団塊世代のひと、農村に移住しませんか? 家と農地を貸し出しますよ?」という制度を始めるそうな。
いやぁ、8/23付の日経新聞で見つけて農水省のサイトに行ったんですが、役所のサイトにはそれらしい記事が見当たらず、ついに日経のオンライン記事にリンクしますけど。早い話が
- とにかく体力余ってる筈の団塊世代が大量退職する
- 農村に空き家と休耕農地がいっぱいある
- 農家が減少して食料自給率から見てもまずいし、農家の育成をやるか
- いままで年代は問わなかったけど、ためしに団塊世代だけ的を絞ってみるか
- 農地は300坪、空き家は半額まで改修補助金出しましょう
- ちゃんと農業やれるように、近隣の農家に農業技術指導させましょう
ということだそうです。
ま、うちでも植木鉢の大きいのを並べて今年の夏はキュウリとかピーマンとかミニトマトや茄子が自給自足になってるわけですが。
そしたら、東京都が、都民のための農業研修モニターを募集しはじめたそうです。
東京都もじつはけっこう農業やってるんですよね。こないだ新聞みてたら、練馬区なんかは23区で最大の農地を保有して、練馬大根と並行してイチゴ農家がすごく増えてるんだそうです。23区だけじゃなくても、多摩から青梅にかけてまだまだ農家が多いですし、伊豆諸島なんかも農業と観光が産業の主軸ですからね。うちの近所もトウモロコシ畑とかキャベツ畑とかあるし。
こないだ東欧に行ってきたら、日本より豊かな印象でした。なんでかな~と思ったら、高層ビルは無くても町はきれいだし、そもそも食料の自給がかなり高そう。人口は日本より少なくても国土は広くて食料自給できて、町行く人もおっとりしてて、精神的にもゆとりが見えましたね。日本は鉱物資源や石油資源こそないけど、工業も農業も自分で賄えるようになったらけっこういいんじゃないかな~、とか思ってしまいました。プロの農業人てのもそれなりに大変そうだけど、自給自足+アルファだったらそれほどでもないのかな......とか(^_^;)。
農業で自給自足やってて一番困るのは、現金収入が無い事だそうです。あ~、だから農水省は現金とか預金のストックのある退職世代を農業に誘導したいわけですね。
それで農業の継続がなるか、というと非常に危ういような気もしなくは無いですが。
まぁその分は農業法人という、労働力のストックがある産業が肩代わりするのかな.....
もしかしたら、小口生産高の農家ってほんとに都市(近郊)農家に向いてるんでしょう。ただしその生産物をどこで消費するかですね。ほんとは近所のスーパーや学校給食用で仕入れたりするといいんでしょうが、需要側が規格品にこだわると駄目なんでしょう。なにせ個人商店の八百屋とか肉屋がかなり崩壊してますから、そっち方面もあんまり期待できないんだろうしなあ.......。
いろいろ探してたら、国連大学での都市(近郊)農業についてのレポートを見つけましたが、行政の援助とか無いと大変そう.....。
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