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zoom RSS そもそも日本にろくな工場が残っていないのに気がつかなかったの?

<<   作成日時 : 2014/12/25 00:43   >>

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 ここんところ、日経新聞が微妙に嫌みったらしいのが面白い。
 でも読んでる方としては「おまえが言うな」でもあるのだけれど。

12月14日付朝刊の3面総合・経済。「けいざい解読」で「消えていた『円安で輸出増』」。
 ここでの記事は、要するに日本企業が世界に打って出ていった1990年代は超円高で、そのため否が応でも外国に工場を移さざるを得なかった。そこで利益をたたき出して本社のある日本に還流させていた。しかし円安になったからと製造ラインを国内に回帰するわけには行かない。なぜならちゃんと設備を動かしだしたのに国内に製造ラインを増やしたら、海外生産を減らすための調整が大規模になるからだ、と。

 とにかく円高のために製造業の海外生産割合は2000年には6割に達して、以後それを維持しているのだとか。

 ま、そんなことは今更なんであるけど。
 かれこれ10年ほど前、まさしく2000年代初頭に仲間内でぶつぶつ言っていたのである。
 曰く、
「円高じゃん。どうやったって国内製造無理だよね」
「となれば海外移転だよね」
「じゃあ俺らが海外転勤か、現地採用で国内の社員だぶつくじゃん」
「就職氷河期って当然だよね」
「だよな。どこに雇用の空きがあるってんだよ」
「非正規とか、要するに安月給でバイトをこき使うだけだし」
「となれば、ジジババの老後の年金資金とか、俺らの負担は増大だよな」
「会社の上層部、社員に干乾しになれってか?」
「んだんだ。高給取りの上層部の老後資金の金蔓に、安月給をさらにリストラされる俺らってチョー不幸だよな」
「こうなりゃ、男だって結婚なんて夢願望もいいとこ」
「で、少子化に拍車かかって、さらに首〆るけどな」
「結婚したってどうやって女房子ども喰わせんだよ。だめ。ぜったい。不可能だって」


 日銀の黒田総裁は……どーせ安倍ちゃんは経済わかってないよ……新聞読んでないんじゃないでしょうかね。少なくとも第二次産業の工場立地とか国内は無理です。サービス産業? それっておもいっきり「泡っぽい虚業」ですよね。気がつけば手を抜いた中国製商品ばっかり。でもいまさら日本純正品なんて作りようがない。会社がよほど身を切らないと。

 本来、日銀でも経産省でも財務省でも、円高の時にやるべきことをやってないんですよね。東北の震災の時ですら、円は国際通貨の中でがんばっていた。あの段階で原油だろうが液化天然ガスだろうがたっぷり買っておけば、まだ物価はいまでも抑えられた可能性があった。
 そもそも、食品からエネルギーから買いまくらないと間に合わない日本だってのに、なにが楽しくて円安にするのか。金利を下げたってなんにもならんのです。まぁ、国際金融センターになるなんて野望を震災で放り出しちゃったのかもしれませんがね。

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