とはずがたりblog

アクセスカウンタ

zoom RSS 「岡崎市立中央図書館事件」に関連して、国立国会図書館の資料

<<   作成日時 : 2010/09/18 10:51   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

「岡崎市立中央図書館事件(以下略)」について。

 国立国会図書館が、国立国会図書館法の改正による今年の4月1日からの施行に伴って、クローラ収集を始めるために日本の関係する図書館にPDFなどでアナウンスをしてたようです。

「サーバ管理者日誌」9/9の記事にある、国立国会図書館法でのクローラ収集についての規定、という文章が気になって、物証を探してみました。

トップ > 図書館員の方へ > 図書館へのお知らせ > 改正国立国会図書館法によるインターネット資料の収集について (2010年3月5日)
http://www.ndl.go.jp/jp/library/news/1188809_1484.html

トップ > 国立国会図書館について > 資料収集・保存:インターネット資料の収集
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/internet_data.html

 なお前文ではこのようになっています。
 平成21年7月10日、国等の公的機関が発信するインターネット情報を国立国会図書館が収集し、保存することを可能とする国立国会図書館法の一部を改正する法律が公布されました。国立国会図書館では、平成14年度より、国内発信のインターネット情報を対象に発信者から個別に許諾を得て、収集・保存・提供を行う「国立国会図書館インターネット情報選択的蓄積事業(WARP)」を実施してきましたが、この度の法改正に伴い「国立国会図書館インターネット資料収集保存事業」と事業名を改称し、より一層、インターネット資料収集の充実を図ります。関係機関及び利用者の皆様におかれましては、何とぞご理解・ご協力のほどお願いいたします。


 さらに、この部分で
  1. 事業の概要
  2. 公的機関の皆様へ
  3. 国立国会図書館法の改正について(「国立国会図書館月報No.581」掲載記事 PDF:2.72MB)
  4. お問い合わせ

 とあるんですが、この国立国会図書館月報No.581というのは、2009年8月号でして、
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/pdf/geppo0908.pdf#page=6
に出ているこれです。

 さらに「改正国立国会図書館法で何が変わるの?」という章では
改正国立国会図書館法で何が変わるの?
 平成22年4月1日から国立国会図書館法に基づく公的機関発信のウェブサイトの制度収集が始まりました。これまでは情報発信機関との個別許諾契約に基づき収集していましたが、今後は公的機関のウェブサイトをより広範囲に収集・保存します。また、収集頻度も増やします。
 当事業で収集したウェブサイトは国立国会図書館の施設内でご覧いただけます。
 また、権利者の許諾を得たものは、インターネット上でもご覧いただけます。

とあります。

改正国立国会図書館法によるインターネット資料の収集について(pdf)
http://warp.da.ndl.go.jp/bulk_info.pdf

 これの6ページ目、「4。収集方法」の「自動収集」で
  • 自動収集プログラム(収集ロボットといいます)を使用して、ウェブサイトの自動収集を行います。
  • HTTPGETコマンドにより、HTML・JPEG・DOC等のファイルをリンクを辿って、順次ダウンロードします。
  • 収集対象機関ウェブサーバの負荷軽減のため、ダウンロードの間隔を1秒以上あけます。
  • 起点となるページ(トップページ)からリンク記述(HREFやIMG等)を解析し、再帰的に収集を繰り返します。

とあります。
 むろん、行政機関である市役所の一部局の図書館が、「そんなの聞いてない」じゃ済まないと思うんですが、岡崎市立中央図書館の公式見解は以下の通りです。
岡崎市立中央図書館のホームページへの大量アクセスによる障害について

 平成22年3月から4月にかけて、新着図書データベースへの大量アクセスがあり、中央図書館のホームページ(蔵書の詳細情報)につながらない、又はつながりにくい事態が、何度も発生していました。市民の方からその旨のお問い合わせをいただくことも何度かありました。
図書館が導入しているコンピュータシステムのソフトウエアを開発した会社に連絡し、調査したところ、本を検索したり予約したりする一般利用とは異なり、短時間に大量のアクセスが行われていることがわかりました。これによって、それまでは問題なく閲覧できていた図書館のホームページが閲覧できない現象がたびたび発生していたということですが、誰が何のために行っているのか不明なため、図書館も対応に苦慮していました。
 しかし、このような状態を放置しておくことは、より多くの方にご迷惑をかけることになるので、警察に、このような事例が他にも存在するのか、犯罪性はあるのか、また相談窓口はないか、といったことについて相談し、最終的には被害届を提出しました。
 その後の捜査により、大量アクセスを行った人物が逮捕され、報道によりますと、起訴猶予処分となっているとのことです。
 このコンピュータシステムは平成17年に導入しましたが、その時点で自動プログラムを用いて短時間に大量の図書データ情報を入手できるような事態は、想定していませんでした。今回の事例により、そのような情報入手の方法があることを認識し、本年7月、大量アクセスに対応できるよう、コンピュータシステムの改善を行ったところです。

 ホームページは誰にでも開かれています。もちろん事前の申請の必要もありませんが、利用者の方におかれましては、情報収集のために使われる手段が、他の利用者に迷惑をかけていないかどうかについて、ご配慮をお願いいたします。
 なお、平成23年1月初旬には、サーバーの入替を主とするシステムの更新を行います。これにより、図書館業務の機能強化を行うとともに、今回のような、大量アクセスへの対応はもちろんのこと、市民の皆さんの使い易さの向上を図ってまいります。

平成22年9月1日 岡崎市立中央図書館


 平成17年のシステム導入後、平成21年7月10日にる国立国会図書館法の一部を改正する法律が公布され、平成22年4月1日から国立国会図書館法に基づく公的機関発信のウェブサイトの制度収集が始まったわけです。
 それに対して岡崎市立中央図書館は
「このコンピュータシステムは平成17年に導入しましたが、その時点で自動プログラムを用いて短時間に大量の図書データ情報を入手できるような事態は、想定していませんでした。今回の事例により、そのような情報入手の方法があることを認識し、本年7月、大量アクセスに対応できるよう、コンピュータシステムの改善を行ったところです。」
と言ってますが、実は彼らはこれをアナウンスしている、上記の「国立国会図書館月報 2009年8月号」を所蔵していないのか? 調べてみました。

No 書名 著者名 出版者 出版年 分類
1. 国立国会図書館月報 平成12年1〜12月 国立国会図書館 2000 S 016.1
2. 国立国会図書館月報 平成13年1〜12月 国立国会図書館 2001 S 016.1
3. 国立国会図書館月報 平成14年1〜12月 国立国会図書館 2002 S 016.1
4. 国立国会図書館月報 平成15年1〜12月 国立国会図書館 2003 S 016.1
5. 国立国会図書館月報 平成16年1〜12月 国立国会図書館 2004 S 016.1
6. 国立国会図書館月報 平成17年1〜12月 国立国会図書館 2005 S 016.1
7. 国立国会図書館月報 平成18年1〜12月 国立国会図書館 2006 S 016.1
8. 国立国会図書館月報 平成19年1月〜平成 国立国会図書館 2007 S 016.1

 おいおい。肝心のところで取るのやめちゃったわけですか。
 もしかしてこれって業務に使いつつ住民向け閲覧にする、んじゃなく、あくまでも住人向けサービス?

 ちなみにこれって国立国会じゃオンラインに出してないのか探したんですが、いまだ見つからず。なかなか道のり遠いなあ。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「岡崎市立中央図書館事件」に関連して、国立国会図書館の資料 とはずがたりblog/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる