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zoom RSS 電子書籍に踏み切るか、それとも「公共無料貸本屋」たる図書館に買ってもらい続けるか?

<<   作成日時 : 2010/04/16 02:30   >>

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出版元は度胸決め........られないらしい」について

 どうも出版社は自分たちがなにしてるか分かってないような気がしますが、どうなんでしょう。


 電子書籍の消費者側から見るメリット。
 それは「いつでもどこでも買えて、場所を取らない」という問題です。
 アマゾンで買えば「いつでもどこでも」は可能です。しかし場所を取ります。狭い日本の一般家庭、そうそう本ばっかり買えるもんじゃありません。でもベストセラーとか人気本は読みたい。
 となると、少なくとも図書館予算がたっぷりある自治体だと、図書館に買わせることになります。

 さて、杉並区立図書館を一例にだします。
 ここの「予約の多い本」コーナーで一般書の予約の今現在のデータ。

画像


 見ての通り、村上春樹の「1Q84」の1巻目と2巻目が1,2,位です。予約数が1400超と1200超。実はこれ、所蔵は2冊ともそれぞれ68冊、です。

 そして世田谷区立図書館の状況。

画像


 ここでも村上春樹ブレイク中。1巻目を81冊所蔵して1800の予約。2巻目は63冊所蔵で1500超の予約です。

 さて、電子書籍にしたら買って読む人はここから何人出るか、ということになります。

 電子書籍はいま一般的になりつつあるハードでなら、国産メーカーによる携帯電話かiPhoneかiPodtouch、というのが可能性が高いです。図書館では買った本は81冊なら81冊分の代金しか払いません。1自治体あたり1500人待ちとして、1800円×1500人、しかもたしか今日、3巻目発売のはず。まぁ版元としては歯ぎしりしたくなるほど、図書館での所蔵本回転率が高い訳です。これを仮に電子版で1冊千円で売ったら.....どんなもんでしょう?
 
 電子書籍のマーケット規模については不明ですが、
電子書籍”は流行ると思う?若年層の2割が「流行る」@2010/4/1、で20%が
ケータイ電子書籍についての調査@2007/10/25、で8%が
「利用する」と答えているようです。
 となると10%が買うとして、1500人の10%で150人。ちなみに世田谷区の81冊というのは需要の5.4%です。各巻全国で100万冊は売れてるようですから、弱めに見ても5万冊くらいは電子書籍で売れる可能性が高いです。そのくらいは酔狂な人、いるでしょう。

 本気に商売したいなら、図書館納品お断り、として電子書籍での販売を押し出せばいいと思うんですよね。まぁ少なくとも、図書館に買われた分くらいは電子書籍で売る、くらいでがんばるとかね。

 

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