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zoom RSS 産直を尊ぶんではなく、地産地消を、という、乳業会社の人

<<   作成日時 : 2008/02/07 23:49   >>

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 実はちょっとまえに雑誌の「クロワッサン」をめくっていたら、この本の書評が出ていました。書評の内容は忘れましたが、副題の「木次乳業」は島根に遊びに行けばメジャーな地元ブランドのようだし、「パスチャライズ牛乳」では有名だし、著者の森まゆみ氏は東京の下町の谷中・根津エリアに興味があればそれなりにこれまた有名な人です。

 以前、森さんの文章は、アンデルセンがらみの旅行記「”即興詩人”のイタリア」を講談社のPR誌で連載してたころに時々拾い読みしていたので、たぶん面白いだろうと図書館にリクエストしてみました。――――まさか都立図書館から協力貸出で借りる羽目になるとは思ってもいませんでしたが。
 
 ばたばたしていて、もう返却期限が迫ってるのに今ごろ読み出しているありさまなんですが、いろんな意味で日本のに農業を考えるのにいい本です。いわく


  • 木次乳業では、土地の気候を考えて、ホルスタイン種(寒冷乾燥地原産)でもジャージー種(ドーバー海峡の高温多湿な島種)でもない、スイスのブラウンスイス種という山岳地原産の牛を入れた(p12)

  • 戦後の牧畜業は、アメリカの穀物輸出政策に乗っかって穀類を飼料としてきたが、飼料の輸出をアメリカが止めたらアウトになる。日本じゃちゃんと雨が降って草が生えるんだし、それを食べさせたほうが牧畜として自然である。しかも穀類大量摂取だと、牛も消化器系疾患や内臓疾患、妊娠中毒症になったりする(p14)

     てな具合で、ああなるほどなあという感じです。たしかに土地に合う品種を導入するって大事なんですよね.....こないだもTV見てたら、実は大豆っていうのは日本在来種だけで300種類もあるんですよ、なんていってる大豆の栽培してる人が出てまして、なるほどそれじゃあ東京の土に合う大豆合わない大豆とあるんだろうな、とか思いましたから。




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その土地に合った品種というものはありますし、実際に農産でも畜産でも合った品種を導入してます。
また、その風土で育ったものがその土地で生きる人に一番いいとも聞きます。ただしこれは根拠はよくわかりませんけど。
地産地費は悪くは無いと思いますが、ど田舎の生産者として言わせてもらうと、NOと言わざるを得ません。
田舎には我々が充分な所得を得るだけの消費がありません。人が居ません。
北海道は日本の食料基地として生きていくしかないようです。
ところで、地産地消ってどこまでをその範囲とするんでしょうね?
私は日本国内がその範囲と思っています。
キタトマ
2008/02/08 23:07
その土地に育ったもの=その土地に生きる人にいいっていうのは、作物が外来種でも順応性高くて歪みが少ないってコトかもしれません。
産直と地産地消の絡みはたぶん物流の高コストがからんでくると思うんですよ。まず地産地消そしてその余りが産直や卸経由で他の巨大消費地へとかどうですかね。地場農産品が無くて中国産野菜や他地域産の同じ農産品が農業地帯を席巻し、高く売れるからといいものは全部都会に流れる。それで農家が儲かるならいいけど、データによっては店頭価格の6割が物流コストとか。まぁ消費者がわがままなのか店舗が気を利かせすぎて消費者を無知に追いやってるのか不明ですが物流コストが人件費以外で手間暇かけすぎて高いんじゃないかと。
地産地消の範囲は、狭くは地元としても広いと国内全般だというのは賛成ですね。輸送手段とか解決すべき点は多いですけど。日本は原則人口減時代に突入してるから、国内需要は国内品で扱い、その余剰はさらに海外輸出とかね。輸入食料=国内で廃棄される食料と同じ重量だとか聞いてると日本人なにを考えてるんだろうとか思います。
まるふう@管理人
2008/02/15 01:57

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